私のおばあちゃんは一人暮らしで時々会いに行きます。

ある日のこと、おばあちゃんは左肩を指さして痛そうな表情で「ここが痛いの」と言ってきました。

私は、肩が痛いの?と聞くと今度は左太ももを指差し「ここが痛いの」と言います。

太ももなの?と聞くと今度はお腹を指さし「ここ痛いの」とだんだん声が大きくなります。

すごく痛そうな顔をしているおばあちゃんが可哀そうになり病院に連れて行こうと、

立ち上がらせようと体を支えて手を取った瞬間、「痛い!」と座り込んでしまいました。


さて皆さんはおばあちゃんの「痛い」原因はなにかお気づきでしょうか?

実は、おばあちゃんの人差し指の指先を骨折していてすごく痛がっていたのです。


このお話は、ものの見方を目の前の一つの情報だけで判断せず、正しい情報を得るには

広い視野で様々な角度で何が正しいのかを見極めることの大切さを感じていただければ幸いです。

皆さんも街で、困っている方をお見掛けしたら広い視野で周りの方と協力して助け合う世の中になるよう

行動してみませんか。